ルール

【保存版】囲碁のやり方を完全解説【初めてでもわかりやすい覚え方】

囲碁ってなんだかよくわからないことをやっていて、難しすぎると思っていませんか?

たしかに囲碁は知らない人にとってはすごく難しいし、ルールの説明も難しいのでわかりやすい説明はなかなか見つかりません。

今回はそう言う方のために、囲碁で覚えるべき知識、必要な道具、マナーと上達法もすべてこの記事にまとめました。

この記事を書いている僕は囲碁歴18年、元県代表です。
僕はこれまで100記事以上、囲碁に関して情報を発信してきました。

この記事では、これまでに書いてきた初心者さん向けの記事をインデックス形式で紹介しようと思います。

【保存版】囲碁のやり方を完全解説【初めてでもわかりやすい覚え方】

囲碁のやり方は、ルールを覚えて即実践するのみです。
囲碁が難しいと言われる原因は実際にやってみないと理解しづらいことで、実際に自分で遊んでみると意外と簡単だったと言うのはよくある話です。

囲碁教室では3歳の子供でも囲碁を打てるし、90歳以上の方でもバリバリに打ち回しています。
つまり、囲碁のルールは意外とすぐ覚えれるんです。

この記事では以下の内容について、僕がこれまで執筆した情報をまとめています。

今後も追記していく予定なので、囲碁を覚えたい方、友達に囲碁を教えたい方はブクマ推奨です!

お品書き
    1. 囲碁のルールを覚えよう!やり方をまとめてみた
    2. 囲碁で必要な道具のまとめ
    3. 囲碁のマナーを覚えよう
    4. 元県代表が教える囲碁の上達法
    5. 囲碁通になろう!初心者でも楽しめるニュースのまとめ

囲碁のルールを覚えよう!やり方をまとめてみた

まずは囲碁のルールを覚えましょう!

実は囲碁のルールは5つしかなくて、囲碁は圧倒的に自由度の高いゲームなんです。それゆえに考えることが多く、難しく感じてしまうんですね。

とはいえ正解種を打つこととルールを知っていることは全く別の話なので、囲碁のルールは簡単です。

囲碁ルールを完全解説

囲碁のルール
囲碁の対局は以下の流れで行われます。囲碁を始めて1日目の初心者でも、藤原佐為でもやっていることは同じです。

  1. 黒番と白番を決める
  2. 黒白交互に打つ
  3. 「終局」になる
  4. 黒と白のポイントを比べる
  5. 終わり

囲碁では碁盤の交点に石を置いていきます。

この過程で、石を囲むとか着手禁止点とかのルールがあります。

これも自分で経験を積みつつ覚えるのが効果的なので、最初はさらっと「こんなのがあるのかぁ」くらいに眺めるだけでOKです。

詳しい囲碁のルールは「囲碁ルールの「難しい」を「簡単」に!【未経験・子供でも大丈夫】」を読んでくださいね。

ちなみにこの記事はルールを詳しく書きすぎているので、何回かに分けてゆっくり読んでくださいね。

囲碁の「コミ」について

囲碁のコミとは?
囲碁には「コミ」と言うルールがあります。

「コミ」とは、ポイントを数えるときに白のポイントを6.5増やすルールのことです。

これは黒番が有利というデータより、黒と白の公平性を保つために設定されています。

ちなみに黒番有利の事実は「江戸時代の囲碁界」から知られていましたが、コミが始まったのは昭和時代からです。なぜ6.5かと言う明確な根拠はなくて、今後も変わる可能性があります。

コミについての紹介と、コミを利用した囲碁の遊び方は「囲碁ルールのコミとは?9路盤でも6目半は適正?【先番有利は欠陥じゃない】」を読んでくださいね。

囲碁の「セキ」

【囲碁】セキのルールを確認しよう【簡単図解!語源や漢字も紹介】
囲碁は「囲めば取れる」と聞いたことがある人もいるでしょうか。

それは正しくて、囲碁では何回も石を取るシーンが見られます。

しかしその中で、どちらからも取れない形が出現することがあります。

この形を「セキ」と言うのですが、ちょっとややこしいので、最初は見なくてもOKです。
ちょっと囲碁に慣れてきたなと思った頃、もう一度見てくださいね。

セキについては「【囲碁ルール】セキを簡単図解!【語源や漢字も紹介】」にまとめています。

囲碁の勝ち負けについて「整地」

囲碁ルールの整地を簡単図解!【わからないズルを見破る方法】
囲碁で勝ち負けを決めるには、最後に黒と白の獲得ポイントを比べます。

このポイントを「〜目(もく)」と数えます。この目数を数える作業のことを、「整地」といいます。

整地は初心者さんが困る段階ですが、最近はネット碁の普及によって整地なしでもコンピューターが勝手に数えて勝敗を出してくれます。

大会に出る場合でも審判と一緒に整地できるので、実は知らなくても大丈夫なルールです。

とはいえいずれは知るべきなので、「囲碁ルールの整地を簡単図解!【わからないズルを見破る方法】」の記事はいつか読んでくださいね。

囲碁の勝ち負けについて「中押し」

囲碁の中押しとは【初心者でもわかる判断の基準】
実は囲碁には、「途中で負けを認める」ことがよくあります。

圧倒的大差で負けているとき、最後までやっても勝てないと判断したら負けを認めることができます。

初心者のうちは途中で勝ってるか負けてるかもわからないので(有段者でもわかってない)、特に気にしなくてもOKです。

中押しについて確認したい方は「囲碁の中押しとは【初心者でもわかる判断の基準】」の記事を読んでくださいね。

大会に参加する前に!持ち時間制度を知ろう

囲碁の持ち時間や秒読みを徹底解説!【大会で切れ負けしない方法】
囲碁の大会やネット碁では、考慮時間の制限があります。

よくあるのが45分で、1局を通して自分が考えれる時間の合計が45分と言う意味です。これが残り0になると時間切れ負けになります。

持ち時間制度はよくあるので、時間の使い方が勝負を分けるケースもあります。

本格的な囲碁の対局では欠かせないのが持ち時間なので、囲碁に慣れてきたら確認しておきましょう。

囲碁の持ち時間については「囲碁の持ち時間や秒読みを徹底解説!【大会で切れ負けしない方法】」に詳しく書いています。

置き石のやり方について

置き石とは?棋力の差を活かした戦術のコツを紹介【取られない打ち方】
囲碁では棋力(強さ)に応じて、ハンディをつけて対局することができます。

それを置き石といって、最初にいくつか石を置いた状態で、数的有利な状況で始めることができます。

ただ置き石にはコツがあって、初心者は石をいくつ置いても有段者に勝てないと思います。

置き石とは?棋力の差を活かした戦術のコツを紹介【取られない打ち方】」の記事では、置き石のやり方から上手な打ち方まで解説しています。

囲碁で必要な道具のまとめ(すぐに遊べる)

囲碁を遊ぶのに必要なのは碁盤と碁石だけです。たった2つの道具で何十年も使えるので、かなりお手軽ですよね。
ただ、碁盤にはたくさんの種類があるので、それぞれの用途別におすすめの囲碁の道具をまとめました。

囲碁で必要な道具を全部まとめました

囲碁セットのおすすめ道具の選び方
囲碁の道具は、碁盤と碁石だけです。

碁石と碁盤のセットで売っているものは値段も安くてお手軽感があるので、おすすめです。

安いものだと3000円くらいから買えるので、ぜひ見てみてくださいね。

その他詳しい囲碁セットの情報は、「囲碁に必要な道具セットを解説【元インストラクターが教える選び方】」の記事を読んでくださいね。

囲碁で必須の碁盤の種類

碁盤おすすめ
セットに似合っているものだけではなく、碁盤単体で買うこともできます。

碁盤単体のものは安いと5000円くらい、高いものは数百万円のものまであります。

さらに碁盤の材質も木や塩ビがあって、それぞれに特徴があります。

碁盤に関しては「詳しくわかる!おすすめ碁盤の選び方【囲碁初心者でも大丈夫】」の記事を見ればほぼ全て理解できます。

種類たくさん碁石のおすすめ

碁石おすすめ!【子供・初心者でも安心】【素材・大きさを徹底比較】
碁盤と一緒に碁石も選ぶこともできます。

碁石も同じように種類があって、プラスチックやガラスなどがあります。

お子さんがいる家庭ではプラスチックがおすすめです。また、碁石の色も黒と白だけではなく、グリーン碁石やカラー碁石があります。

碁石は自分の好みがハッキリ別れるので、囲碁教室とかで実際に試し打ちしてみるとどの碁石を買うべきなのかわかりやすいと思います。

碁石に関しては「碁石おすすめ!【子供・初心者でも安心】【素材・大きさを徹底比較】」の記事にまとめています。

子供向けの囲碁のおもちゃ

囲碁のおもちゃがすごすぎる!子供・初心者必見の新感覚ゲームを紹介
子供向けの囲碁のおもちゃです。

ルールも覚えやすくて遊びやすい、そして確実に囲碁の上達に役立ってくれるグッズです。

最近はプロアマ問わず囲碁普及にすごく熱心で、たくさんの囲碁グッズが開発されています。

とても魅力的なおもちゃがたくさんあるので、お子さんに囲碁を習わせてみたい方は「囲碁のおもちゃがすごすぎる!子供・初心者必見の新感覚ゲームを紹介」の記事から見てみてくださいね。

囲碁のマナーを覚えよう

囲碁は礼儀を重んじる競技で、マナーは色々定められています。実際に地元の碁会所とかではそこまで厳密に定めているわけではなく、怒られたりとかはないので安心してくださいね。

負けを認める「投了」のマナー

囲碁の投了にマナーはある?【基本的な作法を解説】
先ほど紹介した、「中押し」のルールに関するマナーです。

「投了」とは対極の途中で負けを認めることです。

この負けを認めることに関して、いろんなマナーがあります。とはいえ全て個人の意見なので、別に何も知らなくてもルール上問題はありません。

ただ、一応知っておいたほうが雰囲気よく囲碁を楽しめるかなと思います。

投了のマナーに関しては「囲碁の投了にマナーはある?【基本的な作法を解説】」の記事に詳しく書いています。

囲碁は芸術?それともスポーツ?

囲碁はスポーツなのか?【元陸上選手為末大さんVS脳科学者】
囲碁はスポーツなのか芸術なのかという議論は、最近特に活発になっています。

日本では囲碁は芸術という見方が強く、中国や韓国ではスポーツという見方が強いです。

別にどちらの見方でも良いのですが、認識の違いによって対局で現れる態度だったり、囲碁への姿勢が変わってきたりします。

より囲碁界をよくしていくためには、どちらの良さも取り入れていかなければいけないですね。

この記事がきになる方は「囲碁はスポーツなのか?【元陸上選手為末大さんVS脳科学者】」を読んでみてくださいね。

【効果的なやり方】元県代表が教える囲碁の上達法

実は僕は中学、高校時代に学生大会、一般大会で県代表になりました。このブログでは囲碁の上達方として、僕が実践していた囲碁の勉強を全て公開しています。

囲碁初心者から県代表になるまでの道のり

囲碁の上達
このブログの囲碁の記事で一番人気がある記事です!

僕が囲碁を始めてから県代表になるまでにやったことを全てまとめています。

再現性があるかどうかはわかりませんが、こんな感じでやっていけば強くなるよってイメージできると思います。

囲碁が強くなりたいなと思ったら是非読んでみてくださいね。

>>>囲碁上達の方法とは?~初心者から県代表までの道のりを全て公開~

囲碁で初段になるには

囲碁初段はすごい?強さの秘密を完全攻略!【免状取得のコツ】
初段というのはやはり誰しもが憧れるステージですよね。

囲碁で初段になれるのはだいたい25%くらいの人で、うち50%の人は囲碁を始める段階で挫折します。だから囲碁を続けていれば、だいたい半分の人が到達するであろうレベルが初段です。

僕も囲碁で初段になるのに8年かかり、かなりの苦労をしてきました。その過程で、囲碁で初段になるためには、基礎的な勉強が必要だと感じました。

囲碁で初段になるといろんなお仕事もできるようになります。興味があったら、「囲碁初段はすごい?強さの秘密を完全攻略!【免状取得のコツ】」を読んでみてくださいね。

囲碁初心者におすすめ囲碁のやり方入門書

囲碁入門
囲碁を人に教えるのってすごくむずかしいんです。

ネットのサイトを見てもいまいち理解できないと思うので、僕が一番おすすめするのは囲碁教室に行くことです。

でもそれができない環境にある場合、入門書を手にとって碁盤に並べながら囲碁を体験するのがかなり効果があります。

『難しい』にサヨナラ!優しいおすすめ囲碁入門本」の記事では優秀な入門書を揃えたので、ぜひご覧ください。

絶対に読むべき囲碁の本

囲碁の本
囲碁の上達にはいろんな要素のスキルが必要です。

序盤、中盤、終盤ではそれぞれ違った考え方が必要で、それを勉強するのは大変なことです。

そのために有名なプロの方が棋書を出版していて、その中の良書を集めました。

どの本もアマチュアの棋力アップにとても役立つので、囲碁の勉強方法に困ったらぜひ見てみてくださいね。

>>>絶対に読むべきおすすめ囲碁本・棋書

囲碁通になろう!初心者でも楽しめるニュースのまとめ

囲碁の楽しみは自分で打つだけではありません。囲碁界のニュースを知ると、さらにワクワク感があって楽しみが増えることでしょう。

囲碁の雑誌を全てまとめてみた

囲碁の雑誌を全部まとめてみた!【囲碁界のニュースに詳しくなろう】
囲碁にはたくさんの種類の雑誌があります。

特に有名なのは日本棋院出版の「碁ワールド」や「週刊碁」というもので、囲碁のプロの情報、アマトップの大会情報がまとめられています。

そのほかにも、一部根強いファンを持つ雑誌がたくさんあります。

囲碁界は狭いので、雑誌で見たことがある人が同じ大会に出ている、なんてこともよくあります。

囲碁の雑誌を見ているとたくさんの情報が入ってきて、囲碁のいろんな面白さを感じることができます。

雑誌に関しては「囲碁の雑誌を全部まとめてみた!【囲碁界のニュースに詳しくなろう】」の記事に全てまとめています。

中国のプロ棋士を特集!

中国棋院の囲碁棋士は日本とどう違う?【海外メディア完全翻訳】
このブログでは、中国の囲碁棋士特集の翻訳もしています。

プロの棋士がどのような苦労を経てプロ棋士になったのか、どのような思いで囲碁に向き合っているのかを感じることができます。

自分で囲碁が打てなくても、プロ棋士の応援をするだけでも十分に囲碁は楽しめます。

ぜひプロ棋士たちの熱い思いを感じてくださいね。

【人気記事】絶対に読むべきおすすめ囲碁本・棋書

http://yuki19925704.com/igo-books/

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